「禁煙すると太るから、タバコがやめられない」

世の中こんなことを言う奴がいるみたいです。
僕も、既に太っている女の人から同じセリフを聞いた経験があるので、間違いないでしょう。

人間は、楽な方に逃れてしまう生き物です。

しかし、プライドがそれを認めたくない生き物でもあります。

そこで、あれやこれやと理由(屁理屈ともいう)をつけて、自分の行動を正当化したがるわけなんですね。

もちろんこの考え方は間違っているわけですが、ただそれを指摘するだけでは何の意味もありません。

僕はそういう部分ではとてつもなく優しいので、これを意味あるものにするために分析してみたいと思います。

そもそも、「禁煙すると太る」となぜ言われるようになったのでしょうか?
私はそこに2つの理由があると考えています。

  • 我慢するという誤った禁煙法
  • 周りが作り出した間違った常識

この2つです。

まず我慢するという誤った禁煙法が、誤解を生んでいることについて。

これまた人間の習性の話です。

人間は、頑張っている自分をついつい応援したくなります。
特に何かを我慢している時は、この習性がわかりやすく現れます。

例えば、ダイエットで失敗する人によくあるパターンなんですが、やりたくもない運動を一生懸命やります。
そんな頑張った自分にご褒美と称して、運動後シュークリームなんかを食べちゃいます。
同じようなパターンで、昼食はおもいっきり減らしたから、夕ごはんを思いっきり食べるなんてのもあります。

我慢している部分があるから、他の部分で自分を甘やかしバランスをとるというやり方です。
一見間違ってないように思えますが、これは物事がうまくいかない人がやる典型的なパターンです。
私自身も過去に同じような経験があるので、間違いありません。

禁煙でも同じことが言えます。

吸いたいタバコを我慢しているのだから、食べ物ぐらいは好きなだけ食べさせてあげよう。

タバコをやめる前より食べるので、もちろん太ります。
結果として「禁煙したら太った」という事実だけが残ります。

でも、我慢するという手法をとらなければ、こんなことは起こりません。

次に、周りが作り出した間違った常識の話をします。

周りというとなんだかボヤけてしまうのですが、世間一般とか世の中とかいう意味だと解釈してください。

「禁煙したら、ご飯がとても美味しく感じる」
「禁煙後は、なんでもない食事でもとにかくうまい」

こんな話って色んな所でよく聞きませんか?
そして、それを聞いた時に別に疑問はわいてきませんよね?

でも、これは間違っています。

むしろ危険です。

僕の経験から言わせてもらうと、そんなに味は変わりません。

僕はもともと食べることが大好きなこともあるのですが、タバコをやめる前も美味しいものは美味しいと思って食べてました。
タバコをやめたことで、食べ物の味が格段にうまくなったとは思えないんですよね。

もちろん、食べるときにタバコの煙は気になります。
ただ、これは禁煙の前からそうでした。

禁煙前も、極力タバコの煙の影響を受けないようにしていましたから、関係無いです。

タバコをやめると元々の味覚が戻ってきて、食べ物を美味しく感じるというもっともらしい理由もあります。
もちろん少なからず影響はあるかもしれませんが、そんなに私達はグルメじゃないです。
細かい味の違いなんて、実はわかりません。

僕は、これをプラシーボ効果に近いものであると思っています。

プラシーボ効果を簡単に説明すると、全く成分が入っていないニセの薬を飲ませても、人体に一定の効果が及ぶというものです。
詳しく知りたい場合は、インターネットなどで調べてみてください。

つまり、周りがそういうもんだから、なんだか食べものが美味しくなったような気がしているだけなのだと思います。
世の中の常識や周りの雰囲気に流されて、そういう風に感じてしまっているということです。

では、再び話を「禁煙すると太る」という話に戻しましょう。

結論から言います。
タバコをやめても太りません。

僕はむしろ、自分をコントロールする力を身につけて痩せることができました。

もちろん、そのためには正しい禁煙法を身につける必要があります。
何かを代用したり、我慢したりする禁煙法ではダメです。

正しい方法で、世の中を冷静に見てさえいれば、太らずに禁煙することは簡単です。
もし、太るから禁煙できないと思っているのならば、これだけは知っておいてください。